みなさんどうもこんにちは、テニス大好き、【ラム】です。

今日(2月2日現在)、ついにジョコビッチ対ティエムの決勝戦が行われますね!
ちなみに実は私、今回は完全にティエムを応援しております。
貴方は如何でしょう?
ティエムが優勝する=BIG3時代の終わりを意味するわけで(厳密にはそうではないかもしれませんが、世間的には一応そんな雰囲気になるでしょう。)、それはそれで少し寂しいのですが、しかしそれ以上に、これ以上ジョコビッチにGS記録を伸ばされたくないというのが本音なところです。
典型的なフェデオタの良くない処が出ていますね笑
ということで今回は、そんな私が優勝を期待している選手、ドミニク・ティエムの準決勝がどんな様子だったかを確認していきたいと思います!
戦った相手は、ネクストジェネレーションで一番早く頭角を表していたズべレフ。
ズべレフは、ネクストジェネレーションで最も早く頭角を表したのに、後発組のチチパス、メドベージェフに実力で抜かれた感が否めず、「なんだかなー」という感じでしたが、今回は念願のGSベスト4まで上がってこれました!
しかも今大会、ズべレフは非常に調子が良い!
BIG3への挑戦権をかけたティエムvsズべレフの本試合はとても熱い戦いになりました!
ちなみにBIG3同士のフェデラーとジョコビッチの準決勝はこちら↓
【全豪オープン2020】フェデラーお疲れ様でした。準決勝にまで来れただけでも最高だ!! vs ジョコビッチ 6-7,4-6,3-6
ところで、ズべレフってまだ22歳だったんですね。
若い若いとは思っていたものの、実際に年齢を改めて考えてみると驚きました。
だってもう存分に貫禄出ちゃってるもん笑
修羅場をくぐり抜けてきました感が出ちゃってる。
世の中の一般的な22歳よりも明らかに抜きん出た“落ち着き具合”と“オーラ”。
“大衆慣れ”。“メンタルの強さ”。
年齢なんてホントに関係なくて、その人の生き方の質が大事なんだと思わされますね。
私もしっかりと目標を持って毎日生きていくことを意識しよう。
と、自己啓発はこれくらいにして笑
試合を振り返っていきましょう。
試合内容;ティエムの攻撃力、積極性が若きフェデラーと被る 3-6,6-4,7-6(3),7-6(4)
まずはスタッツの確認から。
左がティエム、右がズべレフです。
10 | エース | 16 |
4 | ダブルフォルト | 3 |
67% | ファースト サーブ率 | 81% |
77% | ファースト サーブ得点率 | 68% |
43% | セカンドサーブ得点率 | 57% |
4/9
|
ブレイク ポイント
|
5/14
|
2 | タイブレイク勝利数 | 0 |
45 | リターンゲーム得点数 | 51 |
138 | ポイント | 133 |
23 | ゲーム獲得数 | 22 |
3 | 連続獲得ゲーム数 | 5 |
7 | 連続獲得ポイント数 | 9 |
93 | サービス ポイント率 | 82 |
17 | サービスゲーム獲得数 | 17 |
ティエムは、「フェデラーが“一生懸命”、“一球入魂”で必死にテニスをやったらこんな感じになるのかな」というプレーでしたね。
フォームを似せたら若かかりし頃のフェデラーのプレーにそっくりな気がする。
少しでも高くボールが弾むなと思ったらもう後ろからでもグイッと回り込んでグランドスマッシュにしてしまうところとか。
若かりしフェデラーって言ったらそれはもう15年くらい前ですからかなり昔の話になりますけど。
そして、ガッツは完全にナダルそのものですよね笑
以上を踏まえて、ここに方程式ができました。
(フェデラー)−(華麗さ)+(ナダル)=ティエム?
さらに、ティエムはブレークポイントを握られてからギアが1つ上がる感じがしますね。
ティエムは勝利を自分の力で手繰り寄せている感じが物凄くします。
ミス待ちとか本当にしない。
自分の力で試合をコントロールしてる。
ティエムは第3セット4-5でブレークポイント=セットポイントを握られる場面が二度もありましたが、いずれもわっふんバックとわっふんフォアで凌ぎました。
度ピンチをあんなアグレッシブに凌ぎに行くというのは、これはすごいことです。(フェデラーーー!聴いてるーーーーー?笑)
しかもラインぎりっぎりを狙っています。
あれだけのパワフルショットをあの場面であれだけ自信満々にプレーできるということは、あの球をきちんとしたプレッシャーがかかった環境下の練習でどれだけ打ち込んできたのかということもよくわかりますね。
ティエムは今、ナダルよりもフェデラーよりも明らかに強いでしょう。
特にフェデラーとの相性はもはや最悪で、
チャンスでミス待ちするフェデラーと、フェデラーのチャンス、すなわちピンチな場面でも臆せず打ち込んでエースを狙いにいくティエムとでは、フェデラーがブレイクポイントを握ったとしてもそれをモノにするのは至難。
ティエムのミスを願うのみの展開になるのが目に見えます。
まぁ、フェデラーも「ミス待ち」してるんだからその通りなんですが笑(すごい嫌味な書き方をしてしまい申し訳ありません!泣)
例えば今回のフェデラーの準々決勝の相手がティエムだったら、サンドグレン戦のように繋いでいるだけで7度もマッチポイントをしのげるというような運(運というかサンドグレン側のメンタル不足)は起こり得ないわけであります。
あれ、ほぼ試合の感想書いてない笑
ティエムに見る姿勢の低さ
ティエムを見ていて思ったことがあって、それは、ボレーに出たり、劣勢に立たされた(振られた)時ほど身体を沈めて、身体でボールを抑えて返しているなぁということです。
私たち一般テニスプレイヤーは、特に週末プレーヤーの方は、体力、スタミナもそこまでないし、できるだけ省エネにテニスをしようとした結果、膝が伸びっぱなしという状況はよくあるのですが、下に貼ってあるティエムの画像を是非参考にして頂き、膝だけはしっかりと曲げて仕事してもらうようにしましょう笑
省エネするなら、フェデラーみたいに速攻でポイント取りに行けば良いじゃない!!



これ、実際に写真のポーズを自分でやってみるとわかりますが、思っているよりもかなり沈み込んでいます。
私は自分でやった時、絶望しかけました笑
まとめ;フェデラーのプレースタイルでナダルのメンタルを持った漢
2人の試合を観た感想を率直にいうと、第一印象が、
『若いなぁー!動けてるなぁー!いいなぁー!』でした笑
いつもフェデラーの応援ばかりしていて、フェデラーの試合しかほとんど見ていないし、フェデラーが関与していない試合と言ったらナダルくらい?しかチェックしていないので、試合を見ているときはいつも
「大丈夫かな、試合最後までプレースメント維持できるかな?、あれなんだかフットワーク落ちてきたぞ、なんか覇気もなくなってきた、ああおじさん出てきちゃったよ〜終わった〜ツラい、、、」と、
選手の身体の心配ばかりをしています笑
だから、今回、身体の心配を一切せず、軽快にコートを駆け回る試合を観て、なんだかとても新鮮な気持ちになりました。
若いって良いですね。
何と言っても力で勝負している感があります。
「強い球をぶつけてお前のラケットを振り遅れさせてやるぜ!」みたいなガッツを感じます。
逆に、フェデラーがこの若者の力に対抗するためにいかにテクニックで戦っているかというのを再認識する良い機会になりました。
さて、勝ったティエムですが、私はズべレフよりもティエムの方がジョコビッチに対して勝つ確率が断然高いと思っています。
ティエムの方が場数も踏んでいるしメンタルも強い。
おまけにジョコビッチの展開力を一発で逆転させる、強力な一発を持ち合わせています。
フェデラーのプレースタイルでナダルのメンタルを持った漢ティエム。
それにどちらかというとワウリンカのバックも併せ持っているかも?!
最強じゃないですか笑笑
散々フェデナダを倒しているジョコビッチを懲らしめてやってくれ!!笑
というのは流石に言い過ぎかもですが、自慢のパワフルショットでジョコビッチを撃破してくれることを願っています。
『ティエム!後は任せた!!』byフェデラー速報
ここまで読んで頂き、ありがとうございました!
また次回の記事でお会いしましょう!!
fin,