
新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
フェデラー速報、開設して初めての年越しです。
今年もフェデラーを中心に私が興味を持った試合、テニス情報等々をお伝えしていく所存でございます。
ATPカップってどんな大会か、西岡良仁ってどんな選手かをさらっと解説
西岡良仁は現在世界ランク72位ですが、本大会ですでに格上の選手であるクエバスとバシラシビリを撃破すると言う快挙を果たしており、今季のスタートダッシュを最高の状態で切っている選手です。
対するナダルは現在世界ランク1位の王者。
ポイントと大会的に5月の全仏オープンが終わるまでは1位の座を守り切れるのではないでしょうか。
この大会は国別対抗団体戦なのですが、atpポイントが付与されます。
同じ国別対抗団体戦のデビスカップとの最大の違いはここです。(もはやデビスカップに出場する必要はあるのか笑)
ちなみに、去年まで行われていたホップマンカップは男女混合国別対抗団体戦であり、ATPカップは男子のみで行われています。
さらにちなみに去年の最後のホップマンカップでスイスを優勝に導いたフェデラーの試合の記事はコチラ↓(当ブログの前身、「フェデラー研究所」時代の投稿です。)
試合内容;西岡怒涛の粘りを見せ大奮闘! 6-7(4-7),4-6
まず試合を観て、さすが和製ナダルの名を欲しいままにしているだけあってお互いプレースタイルが似ている。()ナダルの方が精度は倍近く高いですが、、、)
お互いループボールを得意としていて、完全に攻め切れる球が来るまではループボールで様子を見るため、全体的にラリーがとても長く続いた試合で、ラリー好きな方にはたまらない試合だったのではないでしょうか。
西岡選手のバックのコースの鋭さに驚きました。
特に勝負所での思いきったダウンザラインは錦織選手よりも度胸あるショットだと言えるでしょう。
第1セット2-2,40-30での迎えたブレークの場面でのジャックナイフ。観ていた方は必ず感動したでしょう。
その前のポイントの、もはや芸術に域のスマッシュ返しも。
まだ観ていらっしゃらない方も、下に貼っているハイライトでそのゲームだけでも観てください!
3分あたりからです!
時折、体勢十分の時に思いきり振り切って打ち込むフォアも素晴らしい破壊力で、ナダルを十分打ち負かすことが出来ていました。
正直、こんなにも打ち込める力強い選手だとは思っていませんでした。←すごい失礼&何様
一方ナダルは、正直横綱相撲的なところがあって、西岡の攻撃を全て受けきった上で実力で倒すといったことをしており、本試合で全力を出し切っていたとは思っていません。
熱意や球威から見ておそらく75〜80%くらいだったでしょう。
ナダルはサーブを改良しましたが、確かにファーストの威力が上がってい流ように感じます。
しかし少しコースが単調になっているのか、西岡に読まれて返されている場面も多かったように思います。
フォームでコースを読ませないようにしていく必要があるでしょう。
もう和製ナダルとは呼ばせない! 和製ナダルから西岡良仁への道
今回の試合を観て、もはや西岡は「和製ナダル」と呼ばれる器ではなくなってきたように思います。
ディミトロフが「ベイビーフェデラー」と呼ばれるのを嫌ったように、西岡も「和製ナダル」から卒業し、『西岡良仁』というただ1人の日本のサウスポーベースライナーとして名を爆ぜる日が近いと思います。
今季の活躍でトップ20あたりまで浮上する可能性は十分あります。
そのためには、ベースライナーではありますが、このままでは消耗戦ばかりで小柄な身体が祟って錦織のように故障の多い選手になってしまう(現在すでに故障しがち)ので、ラリーのコースを厳しくして積極的に前に出て展開を早めた方が良いですね。
こうやって言うのは簡単なんですけどね笑
西岡選手の今年の活躍に期待です。
まずは錦織の欠場する全豪オープンでの活躍を期待しましょう!!
目指せベスト8!!
fin.