フェデラー速報ではなく実は“遅報”ですが、その分、1記事1記事を書くのに、分かりやすい画像を探したり、下調べをしたりして、クオリティに全振りしています。

【全豪オープン2020】ナダルが地元キリオスを激闘の末退けベスト8へ! 6-3,3-6,7-6,7-6

 

みなさんどうもこんにちは、テニス大好き、【ラム】です。

 

この記事では、現在開催中の全豪オープンの4回戦、ナダルvsキリオスのバチバチの試合についてお伝えしています。

 

 

 

まず、バスケット界のレジェンド、コービーブライアントの突然の死。

心よりお悔やみ申し上げます。

本当に驚きました。

 

私はバスケもよくするので、全く知らない他スポーツ界の1レジェンドという認識ではなく、動画で試合姿もよく拝見していましたし、おこがましいですがそのプレーに憧れを抱いていた人の1人でした。

 

ヘリコプターや飛行機といった類いのものは墜落してしまうと即死は免れない。

 

誰にでも死は隣り合わせだということを再認識されられました。

 

 

 

毎日を一生懸命、明日死んでも良い様に生きて参りましょう。

 

 

 

 

 

 

 

引用元;https://youtu.be/EOP4-87DZVQ

 

キリオスはコービーの所属チームだったレイカーズのウェアを着てコートに登場しました。

こういう所、私は本当に大好きです。

 

 

 

 

 

 

試合内容;キリオスの勢いを受け止めた上で跳ね返したナダル 6-3,6-3,7-6(6),7-6(4)

 

 

まずはスタッツから見ていきましょう。

 

ナダル                                                   キリオス

12 エース 25
4 ダブルフォルト 5
66% ファースト サーブ率 75%
84% ファースト サーブ得点率 75%
73% セカンドサーブ得点率 38%
2/9
ブレイク ポイント
2/3
2 タイブレイク勝利数 0
54 リターンゲーム得点数 27
147 ポイント 124
23 ゲーム獲得数 21
3 連続獲得ゲーム数 3
13 連続獲得ポイント数 6
93 サービス ポイント率 97
19 サービスゲーム獲得数 19

 

 

ナダルのリターンゲーム得点数がキリオスのきっかり倍の54ポイント。

 

ファーストサーブ得点率もセカンドサーブ得点率もナダルの方が明らかに高いです。

 

スコアよりも内容に差があった試合だったということが言えると思います。

 

 

 

リターンゲームの得点数からもわかる様に、ナダルのストローク力が火を噴いた試合でした。

 

キリオスも随所で“らしさ”全開でしたが、レーザービームみたいなキリオスの球をまるで『鏡』かの如くオープンコートに淡々と『反射』させていくナダルのストローク力が明らかに一枚、いや二枚上手でした。

 

 

むしろ、第3第4セットよくぞタイブレークまで持っていったなと思いましたね。

 

特に第4セットは4-5ダウンからのキリオス土壇場ブレイクでしたからね。

地元民の観客たちは大歓声でした。

 

 

 

 

 

 

キリオス、コーチをつけて欲しい(切実)

 

 

キリオス、たまにラリーの中でするふざけた様なドロップ打つのやめてほしいなと思いましたね。

 

決まれば良いのですが、「どんなタイミングよ」っていう、明らかに悪手だったタイミングのドロップが半分くらいありました。

 

 

あれで自ら流れを切ってしまっている瞬間が何度かありました。

 

遊び心のあるキリオスですので、ああいったプレーも織り交ぜないと楽しくないのかもしれないですが、そこをやめれたらもっと強くなると思います。

 

 

あと重心が明らかに高い。

これもコーチがついたらかなり変わってくると思うのですが、、、

 

トッププロの他のどの選手を見てもキリオスみたいに棒立ちで打っている選手はいません。

 

 

初速が遅くなるし、フットーワークも悪くなるし、球も安定しないからです。

 

 

キリオスは天才なので、あの重心でも打てるのかもしれないですが、誰かコーチについてもらって正しいフットワークと打ち方を教えてもらえれば、もう誰にも止めることのできない選手になることでしょう。

 

 

もしかすると、キリオスは「1人の力でもこれだけやれる」というところにプライドを感じているのかもしれません。

 

 

私の友達にも、元から筋肉質な人がいるのですが、その人も絶対にジムに行こうとはしないですもんね。

 

私はよくジムに行くので、一緒に行こうと誘ったら、「筋トレしてないのに筋肉ついてる自分が好きで、それを誇りに思っている。」と言っていました笑

 

キリオスも、まぁ活躍している次元は違いますが、根本の感覚は同じ様なものなのかもしれません。

 

 

しかし、マッケンローに師匠についてもらいましょう。

 

 

キリオスは強い

そんなことはわかりきっています。

途轍もない才能がある。

しかし本人がそれを最大限に活かそうとしていない。

 

 

常に100%努力して自身の才能にさらに磨きをかけるナダルは、キリオスのそんなところに我慢ならなのでしょう。

 

 

 

 

今回の対戦は、お互いにガチンコで殴り合いの様な雰囲気の中で行われました。

 

キリオスのサービスが鋭くて、特にファーストにとても助けられた感があります。

 

ストロークで荒くなったり気分屋ドロップでポイントを落としても、豪速球フラットを叩き込んでなかったことにしていました。

 

ナダルにブレイクポイントを9本も握られながら2本しか取られていないのはその為です。

 

それと、サーブ&ボレーも、ルーティンかっていうくらい同じ様な展開でナダルに刺さっていました。

 

 

 

 

キリオスのプレーにフェデラーを感じる

 

キリオスとフェデラーってどこか似ているんですよね。。

 

そう思った方はいませんか?

 

プレースタイルとかは違うけど、どこか危なっかしいというか笑、1つの歯車がちょっとずれるだけで全部入らなくなる様なプレー?フォーム?打ち方?をしている。

 

危うさ、儚さを感じます。

 

ちょっとキザな言い方をすると、桜みたいな感じですか。

綺麗だけれど、いつ散ってもおかしくないという様な(だいぶキザ)

 

これにちなんでフェデラーとキリオスのプレーを桜プレーと名付けましょう笑笑

 

 

 

ジョコビッチを始め、他の選手にはそんなことは感じません。

 

ティエムや錦織、マレー、他にもほとんどの選手たちのストロークは入るべくして入っているという感じなのですが。

 

 

 

フェデラーとキリオスは、ボールが相手のコートに入るかどうかだけで一瞬の緊張と緩和があるというか。

 

それ故に普通の球でもファインプレーに見せてしまう。そんなところがあると思っています。

 

 

桜以外で例えれば、この危うさと不安感は、選手たちは皆自転車に乗って競争しているのに、フェデラーとキリオスだけ一輪車ですごくかっ飛ばしてレースに参加しているといった感じでしょうか笑

 

全然伝わってない気がする笑

 

 

要は、そんな桜一輪車プレーが私はとても好きですよということでした。

 

 

 

まとめ

 

 

ナダルは無事勝利を収めました。

 

上でも書きましたが、超努力家のナダルとしては、才能に任せて十分な努力をしていない、人事を尽くしていなさそうなキリオスに負けるわけにはいかないのでしょう。

 

そんな人間からの敗北はナダル自身の己の生き方の否定にもつながりかねません。

 

 

勝った時のナダルはとても満足げでした。

 

 

 

 

さて、これでベスト8が出揃いましたが、なんとなんと、ネクストジェネレーションズはズべレフのみとなりました。

 

今大会もこのままいけばBIG3の支配の下で終わることになりそうです。

 

 

ナダルの次戦の相手はティエムです。

次世代クレーキングと現クレーキングのハードコートでの対決。

こちらも見逃せません。

 

 

そして、突如復活し、今飛ぶ鳥取り落す勢いのラオニッチ。

 

なんとかジョコビッチを倒さないまでも削るだけ削ってほしいと思う、典型的なフェデオタの私でした笑

 

 

 

ここまで読んでいただいてありがとうございます!

また次の記事でお会いしましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

fin.

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