フェデラー速報ではなく実は“遅報”ですが、その分、1記事1記事を書くのに、分かりやすい画像を探したり、下調べをしたりして、クオリティに全振りしています。

【ワープオープン2019】新生サイボーグマレーが決勝でワウリンカを下し、今季初優勝!

 

 

みなさんどうもこんにちは、テニス大好き、【ラム】です。

 

〜はじめに〜

 

この記事では、人工関節を入れたテニス界の四皇の一角、アンディマレーが、atp250のワープオープン決勝でワウリンカを破り、見事復活優勝を遂げた試合について振り返っています。
この記事で得られるテニススキル:マレーから見る勝ちへの執着心の大切さ、1ポイントごとに声を出し己にカツを入れる大切さ

 

 

 

photo credit: y.caradec Andy Murray – 3ème tour de Roland Garros 2009 – tennis french open via photopin (license)

 

まず、マレーを語る際に、私が一番好きな動画があるのでぜひご覧ください。

マレーが2017年全豪オープンに挑戦する際に作成されたcmです。

 

初めてみたときは、思わず涙してしまいました。

 

 

 

 

 

内容;執念で流れを変えたアンディが逆転劇を見せ、3-6,6-4,6-4

 

 

試合は序盤中盤まで、終始ワウリンカペースでした。

 

ワウリンカのバックのDTLの精度が非常に高く、ラリーでもマレーはほとんどペースを握れませんでした。

 

おまけに、マレーのサーブ力は以前よりも衰えているため、容易にブレイクされてしまい、スコアは3-6,1-3と絶体絶命の状況に追い込まれてしまいます。

 

普通ならもう諦めてしまうところでしょう。

しかし、マレーはそうしませんでした。

 

 

勝敗を分けたのは、諦めない気持ち、ガッツ

 

中盤からの、あとが無くなってからのマレーはほとんど精神力だけで戦っていたように見えます。

なんども声を出して自身を鼓舞する。

ミスした時には自分に対してブチギレる。

一球一球に魂を込めて、まさに一球入魂でテニスをしていました。

 

その結果、少しずつ形勢が傾いていきます。

 

ワウリンカのショットにキレが無くなり、逆にマレーの頭脳派なコントロールテニスがワウリンカに刺さるようになっていったのです。

 

マレーの『がぢだいっっ!!』と言う気持ちに気圧されたのでしょうか、プレッシャーを感じていたのは間違いようもありません。

どんどんワウリンカは精彩を欠き始めます。

 

第3セット、マレーからみて5-4で迎えたワウリンカのサービスゲーム、ダブルキープポイントを持ったワウリンカは、鋭いアプローチからボレーに出ますが、超チャンスボレーをイージーミスでアウト。

そこからあっさりとブレイクされ、マレーの優勝となりました。

 

 

 

勝利したマレーの涙と頭頂部が印象的でしたね。笑

 

 

 

マレーにあって錦織にないもの。

 

 

それは、勝ちへの執着だと思います。

何が何でも勝ってやると言うメンタリティがやはりトップ選手になるための十分条件なのでしょう。

なにせ、技術的には、できるプレーはトップ100の選手間でほとんど変わらないのですから。

 

メンタルがどう違うかの差であることは間違いない。

 

錦織にも、マレーのような熱いガッツを見せて欲しいなと思います。

 

もちろん見せてくれるときもあるのですが、毎試合見せるマレーに比べて、頻度が圧倒的に少ない。

 

それが勝率にも関わってくるのではないかと思います。

 

 

 

まとめ

 

以上、マレー対ワウリンカの決勝で、見事、マレーがサイボーグ化後初優勝できたと言うことをお伝えしました。

 

250のランクの大会ではありますが、それの相手がワウリンカと言うことはマレーにとって大きな自信となるでしょう。

復帰後の選手に最も必要なのは、自信です。

フェデラーも2017年の全豪で錦織圭を4回戦で倒して、自信を深めたと言っていました。

 

BIG4はメンタルお化けで有名ですが、マレーのメンタル、勝ちへの執着心も目を見張るものがありました。

 

 

マレーの来年の全豪オープンでの超迷惑ノーシードが確定しているわけですので、華々しいとはいかないまでも、ベスト8あたりまで登って、堅実な復活劇を遂げていただきたいなと思います。

 

 

 

 

 

fin.

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