フェデラー速報ではなく実は“遅報”ですが、その分、1記事1記事を書くのに、分かりやすい画像を探したり、下調べをしたりして、クオリティに全振りしています。

【上海マスターズ2019速報】フェデラーがついにタイブレークの正念場で攻撃的になってくれて初戦突破!!

みなさんどうもこんにちは、テニス大好き、【ラム】です。
〜はじめに〜
この記事では、2019年の上海マスターズのフェデラーの初戦についての様子を振り返っています。

 

この記事を読めば、テニスにおいて、“勝負処でリスクをとって攻めること”がいかに大切かを改めてわかるようになります。

 

 

 

 

これは今年の上海マスターズの画像ではないです。 著作権の関係上、ちょうど良い画像がありませんでした泣

photo credit: smb414 seo8 via photopin (license)

 

 

 

 

1、試合結果:フェデラーが要所で攻撃的になれて、6-2,7-6(7-5)

 

 

結果は、6-2,7-6(7-5)でフェデラーが世界ランク46位のA.ラモス=ヴィノラス(スペイン)に勝利しました。

 

ヴィノラスも、第1セットこそ、緊張もあってか固さがあってフェデラーのペースになっていたものの、2セット目では本来のプレーができていたのではないでしょうか。

 

といっても、ヴィノラスの本来のプレーを知らないので、あまり勝手は言えませんが、、

 

もし、46位の本来のプレーがフェデラーとタイブレまでもつれるレベルなんだとしたら、それはそれでフェデラーファンとしては少し困ってしまうのですが笑

 

この試合、序盤の第1ゲームからフェデラーはブレークポイントを握り、一気に行くかと思わせますが、フェデラーあるあるのブレークポイントを取れない(通称BP貯金)を発揮して、取れずに終わってしまいます。

フェデラーはブレークポイントで本当に攻めに行かなくなってしまいました。

というか、要所の局面、ここ大事だよって所を攻めに行かなくなったせいで、ここ最近の ブレークポイントを逃す率はうなぎのぼりです。

 

今回の試合も、5本あったブレークポイントのうち、2本を決めて(まぁこれはそんなに酷くなくて普通ですが)しかしやはり要所での攻めが甘いという所が見受けられました。

 

しかし、そんな状況を覆す一打が最後の最後にみられます。

 

第2セットタイブレークで迎えた6-5のマッチポイント。

 

ここを逃していたら、大逆転負けしかねない、最重要ポイントです。

ここでフェデラーはどんなプレーをしたのでしょうか。

次の章に譲ります。

 

 

 

 

2、特筆すべきはマッチポイントで見れたフェデラーの攻めたプレー!

 

 

上でも少し述べましたが、何と言っても今回、特筆すべきは、そのマッチポイントです。

 

フェデラーはこのタイブレーク序盤、悪い時、負ける時のフェデラーの兆候である、イージーなボレーミスを犯してしまいます。

 

実はこれ、負けるときはフェデラー、ほぼ必ずやっているんですね。

 

フェデラーは負けそうになっている時はラリーで勝てなくなって前に特攻する傾向にあります。

おそらくラリーで決まりにくくなって、疲れてボレーで決めようとして焦って前に出ているのですが、それはもはや前に出さされている心理状態のため、気持ちも焦っていて、ボレーをふかしたり、ネットにかけたりということになるのです。

 

ですので、今回このプレーを見たときには、「フルセットは間違いないし、この流れ、もしかしたら」という悪い予感もありました。

 

 

しかし、この流れを断ち切って迎えた6-5のマッチポイント。

 

今までのフェデラーなら、相手のミスを待って、例えばバックはスライス8割、フォアのコースは甘々と行った具合だったのですが、今回のフェデラーは違いました。

 

まず、フォアを打つ声から、気迫が伝わってきます!

そして、回り込んでサイドラインにギリギリ乗るコースにボールを打つ!!

さらに、そのコースに狙い通りボールが行ったと見るやいなや猛然とダッシュ!!!

最後はがら空きのコートに華麗にボレーを決めて勝利を飾りました。

 

 

 

フェデラー勝負所で攻めてくれないかなーと言っていたら、その願いが届いたかのようにフェデラーは攻めてくれました。

 

本人の中でも改善点としてあがっていたのでしょう、「やってやったぞ、攻め切ったぞ」という喜びがガッツから伝わってきました。

 

 

 

この最後の1ポイントを見れただけでもこの試合の価値があります。

 

気になる方は、下の動画から是非是非チェックしてみてください。

 

と言ってもこのブログを読んでくださっているあなたは、相当テニスに関する意識が高いか、フェデラー好きだと思うので、もうフェデラーの試合はみていて、感動済みかもしれませんね笑

でも、もし「そんなシーンあったっけ?」と言う方は是非とも見直してみてください!

 

と、いうことで、今回は、あのフェデラーが勝負処で攻めたぞという嬉しいご報告でした。

本当に久しぶりにみたなー、スカッとした。

若い時のフェデラーはああだったんだよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

fin.

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