フェデラー速報ではなく実は“遅報”ですが、その分、1記事1記事を書くのに、分かりやすい画像を探したり、下調べをしたりして、クオリティに全振りしています。

【ウィンブルドン2019】あの2008年ぶりの激突!!フェデラーvsナダルのレジェンド対決が再び!! 7-6(7-3),1-6,6-3,6-4 

 

ラム

皆さんどうもこんにちは、テニス大好き、ラムです!

 

 

ラム

『フェデラー速報』のこの記事では、過去のテニスの試合を私の独断と偏見で選び、それを見返して得た感想を、“まるで今日観た試合かのようなテイストで書いています!

 

 

【この記事でわかること】

ウィンブルドン2019の準決勝戦;フェデラー対ナダル
・フェデラーvsナダル特有のプレー展開
・ウィンブルドン2019準決勝の各セットの顛末

 

 

 

 

コロナでATP大会も中止が続き、復帰開催の目処も立たない中、「逆にこんな機会でしか過去の試合の振り返り記事を書くことはないでしょう!」ということで、スーパーポジティブ思考(バカ)な管理人は、喜び勇んで過去の試合記事を書くことにしました!

 

 

今回選定した試合は、2019年ウィンブルドンの準決勝、フェデラー対ナダルの試合です。

 

 

この前にウィンブルドンで両者が戦ったのは、あの伝説の試合、2008年のウィンブルドンの決勝戦にまで遡らねばなりません。(その年の試合もいずれ記事にします。)

 

 

前回の負けはフェデラーファンにとっては辛かったですが、今回は無事勝てました。

フェデラーファンからすると最高に嬉しかった瞬間ですね!!😁

 

 

 

ひと試合前のフェデラーvs我らが錦織圭の準々決勝の内容はこちら↓

【ウィンブルドン2019】錦織圭が芝の王者フェデラーに挑む!! 6-4,1-6,4-6,4-6

 

 

 

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それでは見ていきましょう!!

 

 

 

 

 

まるでフルセットかのような疾走感、緊迫感、圧倒的密度な試合内容

 

 

 

 

昨年のこの当時、試合をLIVEで見ていたのですが、本当に息の詰まる試合でした。

 

今でも覚えています。

 

 

 

試合結果としましては、4セットマッチで7-6(7-3),1-6,6-3,6-4でフェデラーが勝ちましたが、まるでフルセットの末競り勝ったかのような緊迫と疾走感、密度でした。

 

 

ナダル特有の、あの異様なまでの土壇場の強さ、ブレークポイントを握られたときのギアの爆上げ。

 

これらにより、フェデラーは5回もマッチポイントをプレーしなければなりませんでした。

 

 

あの5回目のマッチを取りきれず、もしも第4セットが5-5に並んでいたら、、、、

 

 

体力的な面、お互いの調子の波、メンタル面を踏まえて、おそらくナダルが勝っていたでしょう。

 

 

 

 

フェデラーは終始、「あのネオバックハンドは何処へ?」って感じでバック振りきれてなかったですし。

 

 

ナダルの徹底したバック攻めで昔を思い出してしまったのか、2017年全豪で克服したはずなのに、またバックがチキチキになって、所々、もはや当てて返すだけのバックを打ち、ナダルに好き勝手に叩かれるのを見ているのは辛かった。

 

 

 

 

観ていて本当に心臓に悪かったです。
胸が痛い。

 

 

勝った時には泣きそうになりました。

 

 

 

そんな感じの準決勝でした。

 

それでは、各セットごとに振り返っていきたいと思います。

 

 

 

 

各セットの流れ

 

 

〔第1セット〕  7-6(3)

 

序盤からハイレベルなラリー戦。

フェデラーのリターンの深さが際立ちます。

タイブレークで一気にフェデラーがギアを上げ、ナダルを置き去りにしました。

対ジョコビッチでは見れない積極的なプレーイングです。

 

スコアは競りましたが、内容的にはフェデラーが常にリードしていたセットです。

 

 

 

〔第2セット〕  1-6

第1セット終盤からこのセットの序盤にかけて、「錦織圭なら手も足も出ないだろうな」というほどのプレーをフェデラーが調子よくやっているにも関わらず、ナダルがその神プレーをことごとく返して無効化。

 

フェデラーに着実にプレッシャーを与えていきます。

 

自分の調子がすこぶる良いのに、相手を押し込めず通用していないことに気付くと、私たちもかなり苦しいですよね汗

泣きそうになります。。。

 

 

ナダルの露骨なバックハンド攻めに昔を思い出したのか、ゲームカウント1-1の段階から少しずつ、しかし確実にバックを振り切れなくなっていきました。

 

 

フェデラーの、もはや当てるだけのふにゃふにゃバックハンドには、恐れ多くも私自身が仲間に笑われながら打っている片手バックハンドが重なるほどでした笑

 

 

第2セットは終始フェデラーの表情が弱気だし、バックに覇気もなく、それに釣られて次第にフォアも甘くなり、フェデラーがチキっているとき、調子が悪い時特有の(昨年ウィンブルドンのアンダーソン戦でも散見された)、

前に出てもボレーがネットする現象・フォアの宇宙開発が見られてしまい、「米屋さん」はおろか、「カモン」の声さえもあまり聞こえませんでした。

 

 

この時点、私はフェデラーの負けをほぼ確信していました。

(7-6,1-6,3-6,4-6くらいかなと)

 

 

 

〔第3セット〕 6-3

 

何をどうやったのかフェデラーはなんとなくサービスをキープし、ブレークされる危機もラッキーっぽく見えるギリギリのプレーで凌ぎ、ナダルのプレースメントが少し落ちてきたところを寄り添うようにブレークし、逃げ切ります笑

 

 

 

〔第4セット〕 6-4

ナダルのミスがかなり早くなっていきました。

 

依然としてナダルはフェデラーのバックを狙っていますが、フェデラーは別にそれを克服して強気で返せているわけでもないのに、なぜかナダルが先にミスするようになる謎現象が起こります。

 

フェデラーは特に何も変えていない。

ナダルが落ちてきているだけ。

 

しかし、とても緊迫した高度な駆け引きのように見られました。

 

フェデラーは特にギアを上げているようにも見えなかったし、まあ下手なプレーをしているわけでもなかったのですが、7割くらいのプレースメントなのにも関わらずなぜナダルが優位に立てなかったのか、私にはよくわかりません。

 

ただ、このセット、フェデラーはナダルのサービスゲームで2本、自身のサービスゲームで3本のマッチポイントを握りましたが、各ポイント共、ナダルの集中力は凄まじかったです。

 

ナダルが、第2セットでやっていたプレーと同じような感じのプレーを局所的に出していたのがこの、第4セットだったと思います。

 

 

なんだかんだでヌルヌルとフェデラーが勝ちましたが、どうやって勝ったのかハッキリしません笑

「ホントに勝ったの?」

そんな印象が残るなんだかモヤモヤ(嬉しいんですけど!)試合でした。

 

 

 

 

 

 

まとめ

 

 

 

以上が私の試合を見た感想ですが、「これ決勝で良いやん」という思いがものすごく強かったです。

 

マッチポイントを5本握らないと決めきれなかったという事実。

弱気になってしまう事実。

 

 

これがまさか次戦、ジョコビッチとの決勝戦への壮大な伏線になっていたとは、、、

 

 

 

次戦、ウィンブルドン2019決勝、フェデラー対ジョコビッチ戦へと続きます。

 

 

 

 

ここまで読んで頂きありがとうございます!!

また次の記事でお会いしましょう!!

 

 

 

 

ひと試合前のフェデラーvs我らが錦織圭の準々決勝の内容はこちら↓

【ウィンブルドン2019】錦織圭が芝の王者フェデラーに挑む!! 6-4,1-6,4-6,4-6

 

 

 

 

 

 

 

 

fin.

 

 

 

 

 

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