みなさんどうもこんにちは、テニス大好き、【ラム】です。
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1,試合結果:6-4,7-6(6-3)
試合結果は、6-4,7-6(6-3)で程よく順当にフェデラーが勝利しました。
試合を見た第一印象としては、「イズナーのフットワーク、悪くないか?」でした。
なぜなら、フェデラーのそこまで鋭くない球でも、ノータッチエースとなっていたからです。
第2セットはタイブレークとなりましたが、タイブレークとなるとフェデラーはやっぱり弱気でした。
ウィンブルドンのトラウマで弱気になっているのか、私の方がウィンブルドンを引きずっていて、弱気になっているように“見えているのか”微妙なところですが笑、何れにしても、フェデラー比で普段のプレーよりも攻撃性が落ちるのは100%間違いないです。
おそらく、今回のクオリティも、ウィンブルドン決勝時と同じであり、もしジョコビッチ相手だったなら、甘くなったスキを突かれて今回も簡単にやられていたことでしょう。
しかし、タイブレークで強気にいける選手なんて、トップレベルでもそんなに多くいるわけではありません。
今回の試合、もちろんイズナーもしっかり弱気になっており笑、チキリあい対決になってイズナーもしょうもないミスをしてくれたおかげで(パッシングショットを力んでネットにかすらせてアウトにしたり)、結果、フェデラーが勝利しました。
誰しもタイブレークはある程度ナーバスになるもので、チキったフェデラーでも並みのトップ選手相手なら勝ててしまうのですが、(なぜなら相手もチキっているから)ジョコビッチのような異常なメンタルの持ち主が相手だと、カモにされてしまう。
つまり、フェデラーのメンタルが弱いのではなく、ジョコビッチが強すぎるんだという解釈にいたり、ウィンブルドンの敗退による私の心の深い傷が少し和らぎ、諦めがつくようになりました笑
フェデラーが弱いわけじゃない、ジョコビッチが異常に強いんだ。
こう思えば、多少救われるフェデラーファンの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
最近の晩年フェデラーが勝負所で守りに入りがちなのはとても気にかかる所ではありますが、(守っているというか、ディフェンシブでミスを待つ(ジョコビッチタイプ)とかいうのではなくて、攻めようとしてても打球に体重を乗せきれていない、前に出てもその前のアプローチが「抜いてください」と言わんばかり。つまり、心が守りに入っているということです。)
それ以外は、まあ上々の仕上がりかなという感じでした。
やっぱりフォアの速度が落ちているのが、自分から攻めにいけない1番の要因なのですかね。
全盛期フェデラーは今のティエムの比にならないくらい速く、コースもえぐい球を連発していたというのに。。。
ところで、イズナーのサーブはやっぱり良いですね。
ガツガツ打ってて気持ちが良いです。
フェデラーのサーブは針の糸を通すようなコントロールで、あれでエースを取れるのはもはや職人芸ですよね。
2、相手の速い球を打ち返す時、テイクバックが間に合わずに押し切られてしまう時の対処法:構えてからボールを見る
試合から話は少し離れますが、相手の強打を打つときは、中々タイミングが合わないですよね。
私もテニスを始めた当初、速い球にラケットのタイミングが合わず、シード選手を前に、ラリーにもさせてもらえずボコボコにされた経験が何度あることか涙
しかしタイミングが合わない理由は単純明快。
それは、ボールをみてから反応しているからです。
ボールを見て反応していては、今回の試合であれば、フェデラーはイズナーの速球に対応できなかったでしょう。
ボールを見てから反応して構えるのではない。
ではどうすれば良いのか。
そうですね。
ボールを見ながら構えるのではなく、構えてからボールをみる!!
この発想の転換が、大切になってきます。
具体的に言いますと、相手がボールを打った瞬間に、あなたのフォア側バック側のどちらに来るか予想して、もう構えてしまう。
テイクバックを済ましてこの状態にしてしまう。
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あとは、この状態のままボールが飛んでくるところに移動して、振るだけ。
錦織やジョコビッチ、ナダルなどはこれがとてもうまいです。
こうすることで、相手が速い球を打ってこようが、安定して返球することができるようになります。
あとは、脚を広げて重心を下げるなどで、球に打ち負けない体幹を維持する必要もあることにはありますが、
『構えてからボールをみる』を実践できるようになるだけで、超格上と試合した時の、「ラリーにすらならない」、という悲しい敗北を防げるようになることは間違いありません。
是非是非直近の練習からお試しください♪
fin.