みなさんどうもこんにちは、テニス大好き、【ラム】です。

photo credit: Marianne Bevis IMG_3497 via photopin (license)
試合内容;フェデラーの瞬殺で6-2,6-1
初戦の相手はドイツのペーター・ゴヨブチック(112位)で、結果は6-2,6-1の圧巻の勝利でした。
フェデラーは特にスーパープレーをしたわけではなく、普通の状態でしたが、相手のゴヨブチックが〝チキっている〟と言うか、なんとなく、〝試合として成立させようと努力している〟ように感じられました。
格上と試合する時に、「下手すぎて試合にならなかったらどうしよう」などと思う必要はない。大切なのは、今の自分の持っている武器で相手を本気で倒しに行くこと
私も格上の先輩と試合する時などに思ってしまうことなのですが、相手に「こいつ弱すぎ、話にならん」って思われないように、
なんとかラリーはして、サーブを返して、ダブルセカンドにして、とにかく自分からはミスしないようにしようと意識して試合をしてしまうことってありませんか?
それは一時的に相手の機嫌取りができ、隣のコートから見た時のパッと見の見栄えはよくなるかもしれませんが、そのような試合の仕方をして、当たり前ですが、勝てるわけはありません。
自分から果敢に攻めて攻めて、自分のテニスを相手に押し付けて、初めて勝利が見えてきます。
チチパスもインタビューで、big3に勝つコツについてこう話していました。
「彼らに自分が本気で向かっているんだと思わせること。そして、それを分からせて怖気付かせること。これが一番有効なんだ。」
その通りだと思います。
私自身、相手が格下であった時、適当に繋がれるより、本気で向かってきて、勝ちを狙われた方が脅威を感じます。
試合を成立させようと思いながら打つ球に意志はなく(「コートに入れば良いや」としか思っていないから。)、それでは試合になるものもなりません。
さながらサンドバック状態であり、これでは対戦相手の格上の選手も面白くもなんともないでしょう。
端からちらっと見たときの試合の見栄えだけ良くしても仕方ありません。
私たちが試合をする以上、試合が終わった時には勝者が一人と敗者が一人。
石器時代なら敗者は◯されてしまっています。
何としても勝たなければいけない。
そんな状況を勝ち抜いた者たちの末裔です私たちは(大げさ)
勝ちを取りに行きましょう。
やるからには全力で。
以上、強い選手とやるときに、相手の球に合わせてテニスしてラリーを続けるだけの、「見栄えにこだわった試合を成立させようと言う考え方を改めよう!」と言う記事でした。
すでにそんなことは問題ではない次元にいるテニス選手の方や、見る専のテニス好きの方にはあまり関係のない話だったかもしれませんが、テニスの初中級者で部活やスクールなどで本気でやっている方にはとても大事な話なので、お伝えしておきました。
それでは、フェデラーの次戦での活躍を願って筆を置かせていただきます。
fin.