フェデラー速報ではなく実は“遅報”ですが、その分、1記事1記事を書くのに、分かりやすい画像を探したり、下調べをしたりして、クオリティに全振りしています。

【上海マスターズ2019】フェデラーがゴファンに強気の姿勢を崩さず、ベスト8進出!

 

みなさんどうもこんにちは、テニス大好き、【ラム】です。
〜はじめに〜

 

この記事では、上海オープンマスターズの3回戦、フェデラー対ゴファンの試合の様子を振り返っています。

 

 

 

例によって、今年度の上海マスターズの写真ではありませんがご了承ください。

photo credit: smb414 seo7 via photopin (license)

 

 

 

 

 

フェデラーがゴファンに危うい勝利:7-6,6-4

 

今回のフェデラーは、転倒したり、イージーボレーミスがあったり、宇宙開発したりと、問題起こしまくりでしたが、なんとか勝つことができました。

 

結果は、7-6(9-7),6-4です。

 

スコアからも、間一髪で乗り切ったところがわかりますね。

 

それもそのはず、なぜなら、今回の試合、ゴファンの出来が非常によかったからです。

フェデラーを含むBIG3が相手でさえなければ、ゴファンは勝てていた試合だったでしょう。

 

さらに今回、フェデラーはそれほど調子がよくありませんでした。

 

思わず「歳か?!」と思うようなシーンもありました。

 

第1セット5-5の30-30の場面です。

バックを打っただけなのに、その場で足を滑らせて、転倒、マーメイドが岩場で休んでいるような姿勢になってしまったのです!!

 

下に貼ってあるハイライトの動画では、4分15秒あたりですね。

 

マーメイドみたいなコケ方をしたフェデラーでさえ、「なんだか少し可愛いな」と思ってしまったあなた、私も同意見です、今度一緒に飲みに行きましょう!笑

 

そしてこのゲームをブレイクされて、5-6で迎えた崖っぷちでのゴファンのサービスゲーム。

 

ブレークポイントを漏れなく貯金していくスタイルのフェデラーとしては絶体絶命のピンチです。

 

しかし、ここはゴファンのありがたいミスのおかげで、(フェデラーは特にそれほど何もしていません)ブレークに成功します。

 

迎えたタイブレーク。

序盤、イージーボレーミスなどやらかした(やはり本人の中でもタイブレ苦手意識が芽生えつつあるのか?!)6-7でセットポイントを迎えられる場面もありましたが、ピンチの局面でスーパープレーを出すことは上手なフェデラー。

しっかりと守った上で迎えた8-7の自身のセッポ。

 

ここでフェデラーの1番のメンタルが試されます。

なぜなら、フェデラーはチャンスの局面で攻めることが出来ないからです。
あくまで最近のフェデラーについてですが

しかし、前回は素晴らしい攻めを見せてくれました。

 

【参照】
【上海マスターズ2019速報】フェデラーがついにタイブレークの正念場で攻撃的になってくれて初戦突破!!

 

今回の試合も、回り込んでサイドラインギリギリのフォアストレート。

しっかりとした攻めでタイブレークをもぎ取りました。

素晴らしいですね。

 

最近、チャンスの場面での攻めの姿勢がちらほら見られるようになってきましたが、ウィンブルドンの敗戦後、フェデラー陣営で思うところがあったのでしょうか。

意識的な対策が練られているように思います。

そうであるなら、とても嬉しいです。

 

フェデラーの今の弱点はチャンスの場面での消極的な対応で、(相手のミスを待つというより、願っているような球に意志のないプレー)それがなくなれば、再びジョコビッチに勝てるような選手になれるからです。

 

第2セットは、ゴファンの、“どっちがフェデラーか分からないような”スーパープレーも見られましたが、見事6-4で取り、フェデラーの勝利で幕を降ろしました。

 

 

次戦はズべレフです。最近兄の名を聞きませんが、どうしているのでしょうか。

サーシャは変わらず強い選手なので、気を引き締めなければ簡単に負けてしまうことも考えられますが、最近あまりフィットしていないようなプレーも見受けられます。

ぜひ、ズべレフの迷いをついて、攻撃的なプレーで勝利して欲しいですね!!

 

 

 

それでは!

 

 

 

(追伸)
この記事を投稿している時には、フェデラーはズべレフに敗れてしまっています。
3-6,7-6(9-7),3-6

【上海マスターズ2019】フェデラーが5本のマッチポイントを凌ぐも最後は根負けしてズべレフに屈した悲しみ

 

 

 

fin.

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