みなさんどうもこんにちは、テニス大好き、【ラム】です。

最初に、今年のバーゼルでの初戦から準決勝までの3戦(準々決勝はワウリンカの危険で不戦勝)フェデラーの記事を挙げておきます。
・【バーゼルオープン2019】フェデラー3年連続優勝なるか?!初戦は圧勝で2回戦へ!
・【バーゼルオープン2019】フェデラー圧巻のプレーでアルボットを軽く退け準々決勝進出!!
・【バーゼルオープン2019】フェデラーが難敵チチパスを退け決勝へ!
試合結果;フェデラーのやりたい放題で6-2,6-2
フェデラーはこの試合、本当にやりたいようにやっていたと思います。
去年か一昨年のバーゼルでのゴファン戦でも引くほど強かったですが、同じくらいのパフォーマンスを発揮していました。
まさに好き放題。
調子も絶好調、身体も軽い、フットワークも良いといった感じで、縦横無尽にコートを駆け回り、ボールに対してのポジション取りもとても良くできていました!(いや誰目線笑)
デミノーに見えた緊張の理由〜「試合が成立しなかったらどうしよう」と思っていたから
加えてデミノーに少し緊張もあったかなという風に映りました。
甘いミスが途中から増え、フェデラーとラリーをすることに必死になっているように思えました。
以前の記事にも書きましたが、格上に試合にもならないくらいボコボコにされることを恐れて、「試合を成立させることに注力する」といった状態ですね。
その点について書いた記事はコチラ↓
【バーゼルオープン2019】フェデラー3年連続優勝なるか?!初戦は圧勝で2回戦へ!
こうなってしまうと、もう勝つことは叶いません。絶対に。
何しろ、そうなった選手は、もはや「勝つために」戦っているわけではないのですから。
自らサンドバックになることを選んでしまっているのです。
人は、自分が想像したことしか現実化することはできません!!
「勝てるな」と思えば勝てるし、「負けそう」と思ったら負けるのです。
つまり、これは思い込みで何とかなるという意味でもあります。
「負けそうだな」と思っても、「勝てる」と思い込む。
いわば催眠とも言えるかもしれませんが、自分が思うことを盲目的に信じ込む。
「勝てる」と思い込んでも、あまりにも無謀な実力差だと負けてしまうかもしれませんが、そう思うのと、「負けるだろうな」と思いながら挑むのとでは、チャンスの数に圧倒的な差があります。
伝説のテニスプレーヤーと初対戦で決勝で、おまけにその母国のホームコートともなれば、もはやフェデラーを倒すこと自体がタブーだと思ってしまうのも無理はありません。
私がもしデミノーなら、バーゼルに優勝目的では絶対に参加しないと思います笑
フェデラーをバーゼルで倒したくないからです。
優勝して欲しいから。
まとめ;フェデラーの涙
優勝後のスピーチでフェデラーは涙していました。
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歳を取ると涙もろくなるというのは本当なのかもしれません。
まだまだフェデラーはそんな歳ではないと思うのですが笑
飽きるほど優勝してきても、優勝することの価値が本人の中で全く落ちていない、優勝の味を常に新鮮に味わうことができる。
勝利に対する恐ろしいほどに謙虚な姿勢が、フェデラーをはじめとするBIG3の強さの根元になっているんだと思います。
さて、今回の優勝でフェデラーは今期、
ATP500を3勝、MS1勝に
GS.MSで準優勝1回ずつとなりました。
ウィンブルドンさえ取れていれば、、、、
と思ってしまいがちですが、38歳としてはもはや異次元の記録を打ち立てていると言えるでしょう。
もう今シーズンも終わってしまいますが、今年後少し、フェデラーの活躍を見守っていきましょう!!
フェデラー、バーゼル10度目の優勝、おめでとう!!!
fin.